【新潟県に家を建てた人100人に聞きました】失敗だったなぁと思っていることBSET3

おうち事情

これから新潟県で家を新築するなら、どんなことに気をつけておくべきでしょうか?

新築にしても中古にしても、ずっと新潟に住み続けるのであれば、この土地ならではの気候や暮らし方に合った家にしたいですよね。

そこで今回は、新潟県に家を建てた男女100人を対象に、「新築で失敗したこと」についてアンケート調査をしました。

先人たちの失敗から学びながら“新潟で暮らしやすい家”のポイントを考察します。

今後、新潟で暮らす予定のある方はぜひ参考にしてみてください!

アンケート結果

1位:収納に関する失敗・・・45%
2位:設備に関する失敗・・・18%
3位:間取りに関する失敗・・・17%
4位:土地に関する失敗・・・14%
5位:その他・・・6%

1位:収納に関する失敗・・・45%

「もっと収納スペースを広く取れば良かった」

・収納はたっぷり作ったつもりだったが、実際の物の量が想定以上で全く足りず、結局タンスを買うことになってしまった。(新潟県・48歳・女性)
・図面で見る限りでは充分だと思ったのですが、実際には少し足りない感じになりもっと増やせば良かったと後悔しています。(新潟県・43歳・女性)
・子供が大きくなってから、収納スペースが足りないことに気が付きました。子供のいる方は要注意です。(新潟県・49歳・女性)

「新潟ならではの事情で収納に失敗した」

・おしゃれな玄関ホールにしようと吹き抜けにしたけど冬が寒くて辛いです。設計士さんのアドバイス通りに吹き抜けをやめて2F部分は納戸にすれば良かったです。(新潟県・51歳・女性)
・暖房器具が多いので、シーズンオフになったときしまう場所が足りなくなった。(新潟県・54歳・女性)
・震災などの非常時に備え地下収納も作っておくべきだった(新潟県・35歳・女性)

一言コメント(第1位)

“収納は多すぎる方が良い”と言われるように、収納スペースを広くすれば良かったと後悔している方が多いようです。冬の冷え込みが特に厳しい新潟では、たくさんの衣類や暖房器具、さらには非常時の備えをしまえる収納があると便利だと覚えておきましょう。

2位:設備に関する失敗・・・18%

「寒さ・高齢化対策が甘かった」

・今まで雪があまり降らない地域に住んでいたので、新潟に引っ越して想像以上に雪が深いことに驚きました。屋根の形状のせいで雪が下に落ちにくいため、雪かきが大変で失敗したと感じました。(新潟県・36歳・女性)
・老後まで住むことへの考えが甘かったのでバリアフリーのことを全く考えていませんでした。(新潟県・37歳・女性)
・せっかくなら床暖房を設置すればよかった。冬足元が寒く、ストーブだけでは物足りないから。(新潟県・34歳・女性)

一言コメント(第2位)

例年大雪が降る新潟の寒さは、他県から引っ越してきた人には想像しにくいもの。家の断熱や暖房設備については、現地の方にアドバイスをもらった方がいいかもしれませんね。また、高齢になるまで長く住むことを考えると、バリアフリー設備への考慮も必要です。

3位:間取りに関する失敗・・・17%

「家族の将来や寒さ対策に不適切な間取りだった」

・間取りを広くとったが暖房対策をしなかった為、冬場が寒く失敗した。(新潟県・46歳・女性)
・子供の部屋に関するレイアウトや配置場所は、実際に子供が大きくなって初めて失敗を実感しました。(新潟県・40歳・男性)
・二世帯住宅にしたため、リビングの上にリビングがあるといった様子で、足音などの生活音が非常にストレス。(新潟県・55歳・女性)

一言コメント(第3位)

子ども部屋や二世帯住宅など、家族の将来を考えた時に間取りが不適切だったようです。また、冬場の冷え込みが厳しい新潟では、間取りによって寒さを感じやすくなる場合があります。家族の将来と寒さ対策を重視したレイアウトを考えたいですね。

まとめ

全体を通してもっとも目立っていたのは、やはり冬の寒さ・積雪対策についての意見です。新潟は冬の冷え込みが厳しいですから、なるべく部屋が暖かくなりやすい間取りを心がけ、可能であれば暖房設備を充実させましょう。それから、暖房器具や冬物の衣類を多めに収納できるスペースを用意しておきたいですね。雪かきや屋根の雪下ろしなど、積雪対策のしやすさも重要です。

特に引っ越しをして新潟に住み始める方は、冬の寒さや積雪がどれくらいになるのか、想像しにくい部分があります。家を新築する際には現地の設計士に相談するなど、新潟ならではの気候に合った住まいを建てるのが好ましいでしょう。家族でずっと住み続けられる家にするためにも、先人たちの失敗談をぜひ今後に生かしてみてください!”

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